研究の歩み
~日々の研究活動を紹介します~

○文部科学省指定校事業「教科等の本質的な学びを踏まえた主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の視点からの学習・指導方法の改善の推進」
今年度から2年間,当校は文部科学省から上記の事業の指定を受けました。指定校として,教科等の本質的な学びを踏まえた主体的・対話的で深い学びの視点から,学習・指導方法の不断の改善を図るための実践的な調査研究を行い,その成果を発信していきます。平成30年10月19日(金)の研究会でも,その成果を発表いたします。ぜひ当校にお越しください。

○春の公開授業研究
 6月6日(水),美術科の授業,6月11日(月),理科,道徳の授業を行いました。授業研究を推進する中で,「学びの再構成」について2つの過程が明らかになってきました。今後も,研究を重ねていきます。
 
 



○春の公開授業研究検討会
 
現在,「春の公開授業研究」を実施し,今年度の研究の方向性を具体的に検討しています。先週は,英語科の授業,今週は数学科の授業を行いました。授業後に,職員全員で授業内容を検討し,今後の課題を明らかにしました。特に「学びの再構成」を,どのようにわかりやすく明確に実践していくかを検討しました。今現在の「学びの再構成」の概略を紹介します。
 
 




○タブレット端末の活用
 今年度,70周年記念費のご支援のおかげで,新たにタブレット端末を購入させていただきました。今まであったタブレット端末にプラスし,多くの数を整備することができました。皆様からのご支援を生徒たちの活動に活かして参ります。
 

○平成30年度 春の公開授業研究の受付中
 
新学習指導要領完全実施まであと3年。附属新潟中は,新学習指導要領に対応するために,「主体的・対話的で深い学び」を具現化する授業改善から,学校づくりを推進しています。先生方が明日からの授業改善,学校づくりで自校化できるアイディアを提案するために,「春の公開授業研究」を開催しています。詳しい申し込みについては,当校のホームページ「H30 春の公開授業研究」をご覧ください。

○平成30年度 教育活動ガイダンス
 今週にかけて,全学級で今年度の教育活動ガイダンスを実施しています。附属学校として,生徒にどのような資質・能力を身に付けてほしいか,そのためにどのような教育活動を行うか,そして生徒とどのような授業を一緒に創っていくかなどについて,体験活動を交えながらガイダンスを行いました。
 
 

○授業研修
 4月18日(木),公開授業ならびに協議会研修を行いました。2名の代表授業者の授業を参観し,生徒の目的意識を醸成させる働き掛け,基礎的な教授行動などについて研修しました。また,協議会の在り方についても研修しました。今後,研究会で新しい協議会の形を考えるために,協議の仕方の工夫,代案の示し方の工夫,授業や協議会の様子を総括するコーディネーターのプレゼンの仕方の工夫などを共有しました。互いの授業力や参観力,そしてコーディネート力を高め,これからの研修に活かしていきます。
 
 
 
 

○総合的な学習の時間・年間指導計画検討
 4月11日(水),当校の総合的な学習の時間の年間指導計画を検討しました。当校では,総合的な学習の時間を「探究」と「『生き方・学び方』の時間」の2つから構成しています。今回は,探究の3年間の指導計画を検討しました。当校の探究では,3年間を貫くテーマとして「社会の中でよりよく生きるために自分はどうあるべきか」を設定し,学校の特色に応じた課題,職業や自己の将来にかかわる課題などについて追究します。年間計画を検討するにあたり,下記の過程を踏みました。チームで1つ1つの計画を作成していくことがカリキュラム・マネジメントを活性化させることにつながります。
 ①研究主任が全体論で教科等の授業と総合的な学習の時間の関係性の明確化
 ②研究主任と総合主任で総合的な学習の時間を何のために行うか目的の明確化
 ③総合部と学年主任,教務主任,研究主任で3年間を貫く総合的な学習の時間(探究)のテーマの決定
 ④総合部と学年主任,教務主任,研究主任で,各学年の主担当,学年スタッフなどを考慮し,実行可能性の検討
 ⑤総合部と学年主任で外部機関からの連携の要請
 ⑥全職員で年間指導計画の検討
 検討会では,各学年に分かれ,年間計画を拡大コピーしたものに加筆・修正を加えながら,内容を吟味しました。
 
 
   

○平成30年度春季研
 4月上旬に春季研を行いました。今年度の全体研究の方向性,各教科の授業案検討,カリキュラム・マネジメント研修(特別活動視覚的カリキュラムづくりポートフォリオ的プログレスカード作成)を行いました。職員一丸となって今年度も研究を推進していきます。
 
 
 


○平成30年度 「豊かな対話を求め,確かな学びに向かう生徒を育む授業」(2年次)スタート
 2年次研究がスタートしました。今年度の研究の概略を紹介いたします。
  ○学校で育成する資質・能力
  
 ○目指す生徒
  対象世界,他者,自己との3つの関係の対話の中で,学習内容を再構成しながら,資質・能力を発揮し,教科等を学ぶ意味を見いだすことができる生徒  
  ↓
 上記の資質・能力を学校の教育活動全体で育成し,目指す生徒を育むために,下記の研究内容に取り組みます。
 
 昨年度の課題として,各教科の授業で,生徒が課題解決過程で発揮した資質・能力の高まりを実感できたかどうかまで検証することができませんでした。これは,学習内容を深く理解することを通して,生徒の資質・能力が高まった姿を明確に捉えておらず,適切に評価できていなかったからです。将来必要となる資質・能力を身に付けるためには,生徒が自分自身の資質・能力の高まりとして「○○ができるようになった」「○○と△△が関連していることがわかった」「1つ1つの知識がつながった」「○○を目的,場面等に応じて活用できた」「他者とのかかわりで新たに○○するようになった」「もっと○○について学びたい」など確かな実感を経験することが必要です。
 授業研究では内容の1つ目について重点的に取り組みます。生徒の資質・能力を発揮させるために「確かな学びを促す3つの重点」-「意味ある文脈での課題設定」「対話を促す工夫」「学びの再構成を促す工夫」を全教科共通の重点として設定し,資質・能力が高まった姿とそのために有効な働き掛けを明らかにします。

 カリキュラム研究では,内容の2点目,3点目に取り組みます。当校で設定した4つの資質・能力,とりわけ「メタ認知」は1つの課題解決,1つの教科の授業を通して育成できるものではありません。学校全体で,生徒自身が目標と自分の学習状況とのずれを認識し,目標達成のために自ら学習をメタ認知したり,学びを振り返って自分の成長を実感したりできるようにカリキュラムづくりの工夫が必要です。生徒が自分自身にとって有用な「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「人間性」の資質・能力を実感できるように,「メタ認知」を育成します。これにより,誰かから決められた目標を目指すことではなく,自ら問いを立て,自ら目標を設定し,さらに更新しながら,自分の生き方を求め続けていくことのできる生徒,当校の学校教育目標「生き方を求めて学ぶ生徒」を育成するカリキュラムの在り方を明らかにすることにつながります。



○ベネッセ教育総合研究所「VIEW 21」について
当校の「『生き方・学び方』の時間」の取組が,ベネッセ教育総合研究所が発刊する「VIEW 21」教育委員会版 2017年度 vol. 4で紹介されました。リンク先↓↓
≪アクティブ・ラーニング実践講座≫
教科を超えて学びの成果を関連づけ,生徒自身の「見方・考え方」に昇華させる。


○カリキュラム・マネジメント研修
2月23日(金),来年度のカリキュラムについて,全職員で検討しました。附属新潟中学校では,来年度,新学習指導要領で新設された項目を取り入れ,移行期間にカリキュラムのスムーズな実施ができるようにしていきます。今回の研修は,「新学習指導要領の移行期間に合わせ新課程を導入するにあたり,担当教科の新カリキュラムの組織,配列,ならびに他教科の新カリキュラムの共通理解を行うこと」をねらいとして行いました。新設された項目を中心に,どのような組織,配列がいいのかを職員で議論しました。4月から新カリキュラムを生徒に示し,職員と生徒が同じ方向に向かって学校教育を展開できるように準備を進めています。

 
 

○日本教育新聞
当校の書籍「附属新潟中式『3つの重点』を生かした確かな学びを促す授業」(東信堂)が日本教育新聞(2月19日付)の書評で取り上げられました。
【書評より一部引用】
「『見方・考え方』を手がかりに,型ではなく,生徒の学びの姿において教科の本質を追究する実践」であり,「3つの重点」で構成する授業が「最適解を自分たちでともに創る過程で本質的なプロセスを経験する『知識構築学習』がデザインされている」という研究者による巻頭言での同中実践への評価は,新学習指導要領の趣旨を実現する授業づくりを考える際の課題の在りかを示したものともいえ,第1章「理論編」も熟読したい。」



○埼玉県鴻巣市立川里中学校視察研修
 2月13日(火),鴻巣市立川里中学校から学校視察にお越しいただきました。今回は授業参観,ならびに当校の英語科の取組「ディスカッション」について共有させていただきました。ご来校ありがとうございました。
 

○静岡県沼津市立沼津高等学校中等部視察研修

 2月6日(火),沼津市立沼津高等学校中等部から学校視察にお越しいただきました。授業参観,および当校の「『見方・考え方』を働かせた学びを通して,資質・能力を育成する授業づくり」「全体研究で進める研修の方法」などについて共有させていただきました。ご来校ありがとうございました。
 


○福岡県広川町小中校長会視察研修
 12月14日(木),広川町小中校長会より4名の校長先生が来校されました。当校の「『見方・考え方』を働かせた学びを通して,資質・能力を育成する授業づくり」と「教科等横断的に生徒の学びをつなぐカリキュラム・マネジメント」について取組を共有させていただきました。4名の先生方,ありがとうございました。

○「生き方・学び方」の時間・パーソナルポートフォリオ・2学期のまとめ
 1学期に引き続き,パーソナルポートフォリオ(以下,PPFと表記)の2学期のまとめの活動を行いました。当校では,総合的な学習の時間内に「生き方・学び方」の時間(年間35時間)を創設して取り組んでいます。この時間は,新学習指導要領解説・総合的な学習の時間編にあるように,「横断的・総合的な学習を行うことを通して,よりよく課題を解決し,自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成する」という目標に準拠したものです。生徒が,自分にとって学ぶことの意味や価値を自覚し,学んだことを将来の自己の生き方につなげられるようにします。
 生徒は,「なりたい自分の姿」に対する自分の成長(強み・弱み等)を,PPFに入れ込んだ成果物やGPS-Academicの結果などを基に,仲間と共有していました。また,「なりたい自分の姿」に対して,教科等横断的にどのように学んでいたのかをまとめ,これまでの自分の学び方,そして生き方について深く考えていました。




○「附属学校ニュース」
「附属学校ニュース」で,当校の研究会の取組が取り上げられました。
FuzokuNews1.jpg へのリンク

FuzokuNews2.jpg へのリンク

○当校の新書籍を発刊!!

10月31日に当校の新書籍を発刊しました!本書では,京都大学大学院准教授
石井英真氏,東洋大学教授後藤顕一氏によるこれからの教育に求める提言,附属新潟中学校の授業改善の考え方(「確かな学びを促す3つの重点」),全教科領域の授業実践記録カリキュラム・マネジメントなど,あらゆる面から新学習指導要領に対応した要素を凝縮しました。

○教育研究発表会を実施しました!!

 県内,全国から540名の皆様からのお申し込みをいただきました。台風の影響下,500名を越える方々からご参加いただき,貴重な意見等を賜りました。教職員一同,心より御礼申し上げます。来年度もぜひ附属新潟中学校へお越しください。
 
 
 
 
 
 


○教育研究発表会の受付を開始しました!!
 お待たせいたしました。今年度の教育研究発表会の受付を開始いたしました!ホームページのトップページから所定のページにアクセスしてください。全教科領域の授業公開,寺本先生による新学習指導要領の動向を踏まえた講演会,そして当校の書籍販売など,明日からの授業づくりのヒントが満載です!!多くの皆様からのお申込みをお待ちしております。



○「生き方・学び方」の時間・パーソナルポートフォリオ・1学期のまとめ
 
当校では,パーソナルポートフォリオ(以下,PPFと表記)を軸に,教科等の「見方・考え方」の育成から,資質・能力の育成を図るためのカリキュラム・マネジメントとして,「生き方・学び方」の時間を創設して取り組んでいます。1学期のまとめとして,教科等の授業だけでなく学校の教育活動全体を通して,生徒が自らの成長につながった成果物を選択し,自分の成長に関するものをPPFに入れ込み,自分の成長を振り返る活動を始めました。生徒は,1学期での,これまでの学びの履歴を紡ぎながら,自らの成長を仲間と共有していました。
 


○「春の公開授業について」(お礼)
 
 
  
 このたびは,ご多用中にもかかわらず,「春の公開授業」をご参観いただき,深く感謝申し上げます。
 新潟県内外合わせて106名のご参加をいただき,全ての公開授業を無事に終えることができました。公開授業の内容として,まだまだ至らぬ点が多々あったかもしれません。皆様からいただいた貴重なご指導・ご意見を糧に,新学習指導要領で示されている「主体的・対話的で深い学び」の具現化に向けて研究を推進してまいります。また今年度10月23日(月)に当校の教育研究発表会を開催いたします。引き続き,皆様からお越しいただき,ご指導・ご意見をいただきたくお願い申し上げます。

○GPS-Academic実施について
 6月12日(月),GPS-Academic(Global Proficiency Skills program)TypeⅡを実施しました。 これは,ベネッセコーポレーションが開発し,これからの社会で求められる力の測定・育成をめざした教材です。これからの将来,答えがわからない問題や,正解が一つではない問題に対して,自分とは価値観の異なる他者と,協働して問題の解決に取り組んでいく力が必要となります。今後の社会で求められる力の育成を図るために,GPSでは「批判的思考力」「協働的思考力」「創造的思考力」の3つの思考力から測定を行います。また,生徒一人ひとりが自分の強みや特徴を振り返り,これからの学校生活や様々な場面でどのように自分の能力を伸ばせばいいのか目標を明確にするための一助になります。今回,ベネッセコーポレーションからGPSの共同研究事業の提案を受け、実施しました。 新学習指導要領の改訂を踏まえ,生徒にとって生きて働く確かな学力を育成するために,これらを活用して研究を進めています。


○下越初任者研修

 6月13日(火),当校で下越教育事務所主催の初任者研修が行われました。下越地区の中学校から19名の初任者の先生方が来校し,研修を受けたり,授業を参観したりしました。先生方の熱心な姿勢から,当校の職員も多くのことを学ばせていただきました。ありがございました。
 



○附属学校ニュース
 当校の「平成29年度 春の公開授業研究」が附属学校ニュースで取り上げられました。
fuzoku news haru.pdf へのリンク


○数学科授業協議会
 5月29日(月),数学科の公開授業の協議会を職員研修として行いました。協議会の視点として,教師が講じた手だてによって,生徒が期待する「見方・考え方」を働かせたかどうかを協議しました。新研究の検証対象である「見方・考え方」を,授業でどのように働かせ,育むかを今後も提案していきます。
 



○春の公開授業(数学科)に関して
 5月29日(月),数学科・瀬野 大吾教諭と熊谷 友良教諭の春の公開授業を行いました。瀬野教諭は2学年・確率の授業,熊谷教諭は2学年・文字式の授業を行いました。生徒たちは自分の考えを数学的表現を根拠にしながら,仲間と真剣に話し合っていました。行政,大学,公立校から合わせて15名の参観がありました。ありがとうございました。
[参加者のご所属先]新潟大学教育学部,新潟大学教職大学院,新潟県立三条高等学校,新潟市立新津第二中学校,新潟市立新津第五中学校





○新研究の概要と春の公開授業に関して
 新研究「豊かな対話を求め,確かな学びに向かう生徒を育む授業」(1年次)の概要と「春の公開授業」に関するお知らせをアップしました。「春の公開授業案内&新研究の概要」のページをご覧ください。新研究の概要として,生徒にとって意味や価値のある課題解決を通して,生徒が見方・考え方を教科等の言葉と関係付けながら,その有用性に着目したり,意識的に用いたりすることを繰り返し経験することで,「見方・考え方」を中核として自らの学びをどのように自覚していくのかに研究の焦点を当てます。


○平成29年度 春の公開授業のお知らせ
 平成29年度 春の公開授業に関するページを作成しました。公開授業や申し込みについては,春の公開授業のページをご覧ください。皆様からのご参観をお待ちしております。

○国立教育政策研究所「資質・能力の包括的育成に向けた評価の在り方の研究」に関して
 国立教育政策研究所が発行する「『資質・能力を育成する教育課程の在り方に関する研究』研究報告書5~資質・能力の包括的育成に向けた評価の在り方の研究」に,昨年度の当校の研究が取り上げられました。国立教育政策研究所のホームページからご覧いただけます。
http://www.nier.go.jp/05_kenkyu_seika/pdf_seika/h28a/syocyu-1-5_a.pdf へのリンク

○平成29年度 教育研究発表会に関する情報(4月20日)
  教育研究発表会の講演会の内容が決定しました。
[講師]
 國學院大學 人間開発学部 初等教育学科
 准教授 寺本 貴啓  様
[演題]
 資質・能力が育つ主体的・対話的で深い学びを授業でどう具現化するか~新学習指導要領の動向を踏まえて~(仮)
[寺本先生の研究室ホームページ]
 http://hatena.net/?page_id=2 へのリンク

今年度も全教科・領域の授業を公開します。随時,研究の概要などをアップしていきます。多数の皆様からのご参会をお待ちしております。

○職員研修(4月19日)
 生徒たちの学ぶことの目的意識を高める授業について研修を行いました。附属新潟中学校では,お互いの授業を参観し合い,学ぶべき点や改善すべき点を授業後の協議会で共有します。研修をすることを目的に終わらせず,教育研究発表会や他の授業公開等で参加していただく方々にとって最良の研修になるよう日々その在り方を模索しています。これからもよりよい授業や研修の在り方に向けて研鑽に励んでいきます。